読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

HOPE期待度ゼロの新入社員に学ぶ会社組織の人間関係

今季のドラマで本当にみてよかったなって言うドラマがある。

今季のドラマでリアルタイムで見ようとしてまで観たいドラマは残念ながらなかった。

そもそも主婦にはリアルタイムでドラマを見ている余裕なんてない。

 

ではなぜノーマークだったドラマを見ることになったのか。

ズバリ日曜日昼過ぎからの特番で流れていたからである。テレビ局の作戦にまんまと引っかかったわけだ。

偶然にも1話目途中から見ることができて、そこから見はじめたのである。

日曜日の午後、テレビといえば競馬、ゴルフ、ノンザフィクション・・・・暇つぶしにもならないクズな内容ばかりと思っていたので収穫があった。

 

まずこの題名HOPEと言う題名にピンと来るのが、こちらである。

  • 上司に恵まれている
  • 同僚に恵まれている
  • クズが認められる瞬間
  • バッドエンドではない

こういう、自分に投影できるドラマというのは見ていて飽きない。投影できる人物が主人公であったり上司であったり同僚であったり、あながちない職場でもないなという現実味が直さら面白かったのかもしれない。

1)上司に恵まれている

上司の役割と言われていることそれは

部下を守る・・・部下の失敗も自分の失敗であると報告できる

部下をほめる・・・業績を皆の前でたたえることでモチベーションを上げる

部下をしかる・・・誰もいないところで行う事が望ましい

現場のコントロールをする・・作業分担などを部下の実力に応じて振り分ける

ストレス解放・・・ストレッサ―となりうる因子の排除に努める

などを行い、働きやすい職場を作り出す事にある。

ドラマ中の課長織田勇仁はどうだったかといえば

主人公一ノ瀬に過去の部下を重ねていた部分もあるが、真面目なその性格を持ち合わせる織田は、ともに仕事をしていくうちに一ノ瀬個人を見るようになり、一ノ瀬のために動くその様は現実社会の管理職はみならうべきところが多かったのではないだろうか?

もっとよく言えばこんな上司がったらいいなのお手本ともいえる。

こんな上司だったらいいのにと思う上司を思い浮かべてほしい。

優しい

怒らない

仕事が早い

決断力がある

気軽に話しかけられる

などがあげられるであろう。

しかし、優しい上司のもとで働く部下は我がままになる

怒らない上司のもとで働く部下は自分勝手なプレーをするようになる

仕事が早い上司のもとで働く部下は仕事をしなくなる

決断力のある上司のもとで働く部下は自己解決力が低下する

気軽に話しかけられる上司である者は管理職という立ち位置がわかっていない

その点織田は優しく接するべきところ、厳しくしかるべきところ、解決能力を向上させる方法、部下の失敗を部下に押し付けないところなど上司のお手本であった。

 

2)同僚に恵まれている

一ノ瀬の同僚は彼のキャリアよりも個性を重要視する者ばかりだった。当初こそ自己顕示欲の強い桐明はキャリアのない一ノ瀬がどうしてこの会社に入り自分より手柄を立てることに苛立ちがあったが、一ノ瀬歩という人物と触れ合ううちに徐々に人間味が出てきた。もっと以前から一ノ瀬のような人物と出会えていたら・・・もっと気持ちをぶつけられる相手がいたら・・・と思うと彼の伸びしろは無限大だ。

他の同僚人見・香月についても、もともとが人を蹴落として上に行くキャラではなかった、人を人としてきちんと見据えることができる人物であったことが一ノ瀬にとって同僚に恵まれた一因と言える。

回を追ってみていくと与一物産では同僚との絆が強く表れるシーンが多々ある。

新人社員4人だけでなく、その新人社員を教育する安芸・桧山・鳴海・結城もおそらく同僚なのであろう、困った時には相談に乗ってくれる仲間であった。

契約社員の更新はしないという社の方針を知った安芸は契約社員である一ノ瀬がかわいそうだと同期を呼び出し愚痴るシーンがそうだ。

課長チーム織田・小早川・白石をみても以前同じ職場で働いていたチームとして絆があり、課長という立場から同僚を見て口を出さなくてはいけないところはしっかり口にするシーンが何度かあった。

織田が辞職するという考えに達したとき小早川は外の世界はもっと厳しいぞと忠告していたシーン。

 

3)クズが認められるシーン

自分にも自信がなく、コピーさえまともにできない一ノ瀬であったが、事業がピンチの時には逆転の発想とまではいかないものの柔軟な考えでいくたものピンチを解決していった。

こういう本当に仕事ができないという存在ではなく仕事を覚えれば柔軟に動け、かつ自分の考えを持つ社員は会社にとって貴重な存在となる。

上司に認められた瞬間

同僚同士のわだかまりが解け、同僚であると認識できた瞬間

チームで仕事が成功した瞬間

こういう瞬間を放送することは視聴者に満足できるドラマと思わせることができる。

 

4)バットエンドではない

結局契約期間が終了し会社を去ることとなるのだが、でもそのあとにきちんと明るい未来が用意されている。

踏ん張ったその先に希望があった。

 

失敗の責任をとって辞職するということは現実社会においてもないわけではない。会社が大きくなるためにはそういうけじめも必要なのだ。

このドラマには様々なありそうな試練が出てくる。

そしてそれを打破する方法も出てくる。

再度、述べるが本当にこのドラマを見ることができてよかった。