小学1年生になって3か月でひらがなを読んで書けるものなのか、読めなければ特別室か?
※なかよし学級とは学習の遅れが目立つ子や、授業中じっとしてられない子などが全学年一緒にゆっくりした時間の中で勉強する学級のことです。
俗にいう特別室のような場所です。
担任の先生から
「読み書きができないのでなかよし学級で勉強させたい」
と、言われました。
それで勉強が他の子に追いつくなら喜んで!です。
本人には、
「みんなより頭がよくなるようになかよしで勉強するんだよ」
と、教えました。
本人もうすうすなかよしにいくってことはこういうことって認識はあると思います。
でもなかよしにいく事は自分が勉強についていけないからだと思っていないようなので
すんなりわかってくれてよかったです。
今の小学校は決断が速いですね。
4月の家庭訪問で
「書くのが苦手かな?」
と、言われ
当たり前じゃん、読み書きするの初めてなんだし←!!!
と思った記憶があります。
そして今回7月の授業参観でなかよし学級を勧められ・・・・
5月は帰宅後に宿題を一緒にしていて
読み書きできない子に教えるの難しいな
って感じました。同時に、
なんで読み書きできない子に問題が読めない宿題出しても一人でできないのに学校は何を考えているんだろう
と、思ったのですが、今回なかよし学級を勧められて気が付いたのが、
小学校に上がる段階でほとんどの子が読み書きがほぼできている状態なのだ
という事です。
たしかに知恵袋などで調べると、年長時に読み書きができるようにしているという書き込みが多かったように思います。
自分は
勉強は小学校に行ってから始めるもの
という考えでありましたので年長時代に勉強を教えたことはありません。
そこで遅れを取り戻そうと、6月は宿題に加え、ひらがな表をノートに書かせる家庭学習を1週間行いました。
が、ひらがな表を理解してそれを書くって結構、レベルが高く、覚えられていないようでしたので、まずひらがな表を見て読める訓練をすることにしました。
耳で聞いて覚えるのが一番かと思い、
6月2週目からは、ひらがなの歌を聞かせてからひらがな表を読ませるようにしました。
すると、たまにひらがなの歌が間違えながらですが口ずさむようになってきたのです。
ひらがなの表を見てだいたい読めるようになってきたので、
6月3週目は連絡帳やこくごの音読時、算数の問題をそれまではこちらが読んであげていたのですがひらがな表をみながら自分で読ませる練習をしました。
一文字一文字わからない字はひらがな表をみて調べながら時間をかけて読み、
「じゃあ、もう一回はっきりすらすら読んでみよう」
となるとまた一文字一文字ひらがな表をみて調べながら・・・・
という作業を5~6回繰り返し、ようやく一行がはっきりすらすら読めるのです。
もう、すべてが終わるのは夕飯ごろですよ。そこから夕飯の準備だから食べるのは20時過ぎたりしてました。
時間に追われて余裕がなくなると、子供に向かって苛立ちをぶつけたこともあります
「ママは〇〇(名前)の宿題以外にもご飯作ったり〇〇(下の子の名前)をお風呂に入れたりやることがいっぱいあるんだからずっと一緒に勉強してられないんだからね!」
とか
「何回やれば覚えてくれるの?この字はあでしょ!」
とか、結構帰宅後は眠いことが多いので寝てしまいそうなときは
一旦寝せてあげればいいのでしょうけど寝起きにがっつり勉強できないので、
「もうやめよう、勉強しないなら小学校に行く必要ない!ランドセル今すぐ捨てな!」
とか、数えきれないくらいの、
子供にとって嫌な言葉を、頑張って小学校で勉強し始めたばかりの1年生に向かっていってしまう自分が嫌になります。
子供は毎日泣きながら読み書きしているような状況でした。
泣かせながらでも読み書きを必死にやっていると、問題になったのが、ひらがながまだ完全に覚えていない段階で授業はぎゃぎゅぎょやぴゃぴゅぴょ等の学習に入り子供が混乱している事です。
宿題としてプリントを毎日持って帰ってくるので混乱した頭で一緒に宿題をします。
そして、ひらがなの練習が始まるのです。
さっきこの字はがって言っていたのに今度はかっていうことへの切り替えがうまくできずにいました。
それでも4週目も3週目と同様に時間をかけ同じやり方で、たまにさぼりながら勉強していました。
でも続ければ読めるようになる、書けるようになるって信じていたのになかよし学級を勧められたことがショックでなりませんでした。
先生に他の子供は現状どの程度なのか聞いてみたところ
「読み書きができて、自分の気持ちを字にして書ける」
段階にいるとのこと。
来週から我が子はこくごやさんすうの時間なかよし学級へ行きます。
きっと、読み書きができなければどんどんなかよし学級にいる時間が増えていくのでしょう。
ゆっくりしたところで・・・
子供のペースに合わせて・・・
小学校でもみっちり勉強して家でもぎっちり勉強して、どんな大人に育つのでしょう?
勉強が終わり空いた時間ができると自分の世界にこもり人形で遊んだり、絵をかいたりしています。
そういう邪魔されない時間も大切だと思います。
平日は勉強三昧なので週末には公園に行ったり自転車に乗ったり思いっきり遊ばせています。
子供にはいつでも笑っていてほしい。
長い人生笑っていられるように、やれるだけのことはしたい。
だからこの記事を見てくれた方に伝えたい、
学校は小学1年生を読み書きができる状態で入学していると思っているし、実際、読み書きがどの子もできるから、遅れをとらないように、
ひらがなは年長の時に読めて書けるようにしておいたほうがいい!
ってことを。